5時半、今朝もほとんど眠れないまま起床。枕が変わると寝れないのかも?
8時頃から朝食を食べてヘルパーさんたちと集合後9時前にホテルを出発。
それにしても人が多い。満員電車の京葉線で新木場まで行く。するともう人が少なくなってゆったりになる。これが出勤時間帯なのねと感心しながら、そこからりんかい線で国際展示場へ。
駅を出てしばらく人の流れに沿って歩いて行くと見えてきました三角お屋根が!おー、これがコミケ会場、おたくの聖地なのかぁと感動!くそ~昨日までなら東京ホビーショーしてたのにとか微妙にズレたこと考えながら東京ビックサイトに到着。
階段横のエレベーターで上に上がって入口のほうに行くとありました国際福祉機器展の看板が。
とりあえず一緒に写す。
中に入るとさっそく人だまりがさていたのでしばらく一緒に様子を見ていると何か違うっぽい?ヘルパーさんが聞きに行ったところ別のイベント場だった(汗)福祉機器展だけかと思ったらいろんなイベントが同時にできるほどの規模の建物だったとは!
展示会場を求めて改めて進んで行くと今度こそは受付が見えてきたので手続きをしていよいよ旅の目的の視察開始!
広い!凄い!大阪の福祉機器展もすごいと思ったけどそれの3倍くらいの規模はあるような。
とにかくすべてを視て回る時間はないので目に付いたものを観ながら予め決めていたものを探して回った。
最初に偶然見つけたのが『濱田産業(株)』の会話補助具(人工喉頭)というもの。
実際にのどに当てて「あ・い・う・え・お」と口を動かすと何となくかすかに音声で発声しているっぽい。これは肺活量は関係なく口と舌の動きがきちんとできればいいらしい。それも難しいのだが(汗)練習すれば僕でも使えるかも?!
(※旅行から帰ってこの話をするとこの機器の存在をご存じの方が多数いました。30年も前からある機器なのだから知らない僕が情報不足なのか(汗))
『ピップ(株)』のうなずきかぼちゃん。癒し系のコミュニケーションロボット。
撫でたりゆすったりすると反応してしゃべってくれるの。話しかけるほどに学習して言葉が増えるらしい。触ってるうちにちょっと欲しくなった(笑)企業の人はしゃべれる言葉はわかっているけどそこはヒミツだって(当たり前か)
『(株)ユメロン黒川』の赤外線のあったかいやつ。
腕にはめるとすぐにあったかかったのでこれからの季節のために買うことに。
『全国肢体不自由児者父母の会』のブース。
ハンドアーチェリーを普及させているのです。ここでは矢を投げられない人のための軽く押すだけで矢を飛ばせるマシーンを展示していました。押すだけだけど結構コツがいって意外と面白いです。
『セコム(株)』のマイスプーン。
手が使えなくても自分でご飯食べることができます。(セコムにも人工喉頭を出しているらしいけどこの日は未出展だった。)
『パシイフィックサプライ(株)』の今使っているクッション。
洗い替えにカバーだけ買えないか聞いてみたら値段が高すぎたのでやめた(汗)
『(株)766』のマジックテープで車椅子の横につけれる小物ホルダー。
せっかく買いたいのに初日で展示品のみで買えなくてがっかり。
その他車椅子各種
日本の車椅子も種類が結構いろいろあるのね。でもやっぱりまだまだ外国製ほど魅力的なものは少ないかも。
こんな感じで見始めてこれだけで2時間少々。母が休憩場所で座り込む。そろそろ限界らしい(苦笑)
僕も人の多さに何となく息苦しくなっていたのこのへんで帰ることにした。
最近の福祉機器展に出展されるものは多くが障害者から高齢者の介護や住宅環境へと幅広くシフトしていってるみたいなので、いろんなものの開発や普及を通して障害者の生活向上に逆フィードバックすることにも期待できるのかなと思いました。
今回、車椅子を視てくるというのが当初の目的だったけど、初めて人工喉頭に出会えたというのが予想外の一番の成果になったかも??
予定より20分も多く見学して12時半にビックサイトを出て視察タイム終了~(名残惜しいじぇ)
そしてこれより残りの”おまけ”の観光を満喫すべく、ゆりかもめでお台場海浜公園へ向かう(笑)
『ゆりかもめ』
内側が危険防止のドアになってます。
スロープもいらないくらい段差も少なく隙間も少しです。
車椅子スペースもちゃんとあります。
つづく