父母の会大会参加

9月12日・13日と、香川県のサンポートホール高松で開催された
「第48回全国肢体不自由児者父母の会連合会全国大会」・
「第46回中国四国肢体不自由児者父母の会連合会香川大会」
の1日目だけ川之江の父母の会から参加してきました。
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大会式典につづき、まずは基調講演「中央情報報告」、あいだに介助犬の紹介をはさんでシンポジウム「医療的ケアの必要な重度障害者への支援~暮らしを支える支援の在り方~」とありました。

基調講演では、重度訪問介護など重度の利用者がいる場合の報酬単価のことや、65歳以上になると介護保険を優先される問題などの現状や変更点などを話されていました。
シンポジウムでは、学校・病院・当事者の方々をシンポジストに主に支援学校などの施設での問題等を話し合っていました。
一時、利用も考えていたとある病院のショートステイ、空床利用なのだけど空きがないらしくて大変と言う事を聞きました。とすると、地元で新しく出来た僕でも利用できる唯一のところも空きがなくなる可能性を考えると、この先少々不安に。今のうちから真剣に利用を考えないとまずいかも(汗)
結局のところ、どの話もまず予算の問題があるのだから、もう少し社会保障費の各分野への配分を再検討するくらい根本的に考えていかないといけないように思います。

難しい話の合間にちょっと癒されたのが介助犬の紹介でした。
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 介助犬のほかに聴導犬というのもいて、盲導犬と合わせてこれら3種類の総称が補助犬というのをはじめて知りました。
盲導犬が約1000頭活躍されている中、介助犬はまだ70頭程度だそうですが(聴導犬は60頭)、物をとったり靴や靴下を脱がせたりするところを見て感動しました。盲導犬の知名度は結構上がってきていると思うので、介助犬や聴導犬の存在もたくさんの人に知ってもらって、もっとたくさん増えていろんな場所で活躍できるようになっていってほしいものです。
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ということで、前日は丸一日頭痛で、当日も原因不明の息苦しさがあって会場到着後から酸素吸入をしながらの参加で少し大変でしたが、何とか参加できてよかったです。