坊っちゃん劇場「げんない」

坊っちゃん劇場 第8作公演
『 奇想天外 歌舞音曲劇(みゅーじかる) げんない 』


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ものがたり
時は江戸時代の中頃、場所は江戸両国の見せ物小屋。 高松・志度浦が生んだ希代の天才・平賀源内は世界でも珍しい電気発生器エレキテルを完成させたものの、生み出す火花は何の役にも立たず、書生の吉次郎(後の司馬江漢)、弟子の絵師・小野直武(秋田でスカウトしてきた)らとともに、エレキテルショウを始めて稼ぐことにした。
かつて源内の語った夢に導かれて「解体新書 」翻訳の偉業を為し遂げた蘭学者・杉田玄白は馬鹿げた見世物をやめるように説得するが、未だ見果てぬ夢を追う源内の耳には届かない。 そんな見世物小屋に、吉原に売られた娘・お千世が逃げ込んでくる。吉次郎たちの自由奔放な生き様に触れ、やがて自分も夢を見始める。 だか時は江戸時代。庶民が夢見ることを許される時代ではなかった…。
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3センター合同戸外研修であおぞらのみんなと行ってきました。
僕は体調の関係で今回『誓いのコイン』以来2度目の舞台鑑賞でした。

感想はというと、舞台は手前があって後ろが三階建てになっていて、あっちとこっちとでお芝居が同時進行したり、ピエロがパントマイムしていたりとまさに奇想天外!という感じでした。
僕的には源内さんよりピエロのクリ坊さん推しです!ついついピエロの動きに視線が行ってしまいました(笑)

どんなに才能があってもそれをかたちにできない時代がそれを許さない、そんな中でも決して諦めることなく自分の夢を追い求めようとする姿に感動です。
種を蒔けば花が咲くように、未来は明るいだけじゃなくて暗い未来もあるかもしれないけど、それでも自分を信じ明るい未来を信じて種を蒔いていかないとダメなんですよね。まさに『夢は、追うことに意味がある!!』なのだと。

物語的にはハッピーエンドじゃなくて”俺たちの戦いはこれからだ!”的なお話だったけど、歌も踊りも迫力があり光の演出なんかも素晴らしくてとっても楽しい”みゅーじかる”でした。

ということで、今日も楽しい戸外研修でした。ありがとうございました。




帰りの石鎚SAにて、お約束のプリンです ヾ(@⌒ー⌒@)ノ