以外と面白くなりつつある?

やはりアニメオタク(仮)としては視聴せざるを得ない(笑)ガンダムAGE。
視聴層の世代交代も狙った子供向けにわかりやすいガンダムということらしいのだが、わかりやすくする必要があるのかと言う疑問を持ちつつ。しかし、やっぱりキャラクターデザインが頭身の違うキャラクター入り混じりで作画がとんでもなく変な具合(苦笑)。

今のところ敵UEの目的が不明で、フラーっと現れてちょっと戦闘したと思ったら帰って行ったりするから、本気で破壊しようと言う感じがしない(そう見えない)。どうしたいのかわからない。やはりガンダムといえば敵味方共に政治的背景や思想とか想いがあり、人間臭いそういうもののぶつけ合いだと思うのだが、いかんせん敵は正体不明で何を考えているかわからないところに物足りなさを感じる。味方側はと言うと、連邦政府は腐っているというがどう腐っているのかを描いてなくて説得力不足に思う。子供向けなので政治的なものは省くにしても、物語の進みものんびりで肝心の戦闘シーンは少ない、迫力ないで盛り上がらない。結局何がしたいのかわからない。

という感じだったのだが、今週8話にしてやっと迫力あるげな戦闘シーンに!(笑)

今回のガンダム、モビルスーツ鍛治の主人公アスノ家一子相伝のAGEシステムが戦闘で得たデータを元に答えを導き出し進化するのだが、
・ビームガンの出力不足→高出力のドッズライフル!
・ドッズライフルが弾かれちゃう(汗)→手足換装、ガンダムタイタスで殴って破壊だ!
という感じで後追いで強くなっちゃうのでガンダムの絶対的強さが伝わってこない。

そして、仲間のウルフさんが自分用モビルスーツをどっかの町工場に発注していたのが、今回あっという間に完成させてピンチに颯爽登場するわけだが、あんた主人公かよっていう登場シーンと口上、魅せる戦いの演出の数々。挙げ句の果てにAGEシステムが導き出した答えの上をゆく(笑)、高出力なビームサーベルであっさり撃破。恐るべし町工場の底力!ていうか、民間でこれだけのものがあっさり作れちゃうのに連邦政府は14年間何をしてたんだと。だから腐っているのか(笑)
それにしてもAGEシステムさん、はじめからビームダガーの出力をあげたビームサーベル作っときゃ手足付け替えんでもえかったんちゃうの?である。
要するに手足付け替えてタイタスのおもちゃ売りたいだけやろっていうのが見え見えで、これだから大人はっ!…である(笑)

そしてこのタイタスの肝心の換装シーンだが、ここはロボットものの合体変形シーンの醍醐味でもあり燃えるシーンでもあるのだが、カチャっと外して、プラモのポリキャップ接続そのまんまでカチッとはめ込みましたという、何もそこはおもちゃと同じじゃなくてもええやんという感じで盛り上がらなくて、逆にそんな付け方では戦闘での高負荷に耐えられないのではという懸念が。戦闘シーンではガンダムっぽくないけどビームラリアットとかビームショルダーとか割とかっこよくみせているだけにがっかりである。(まぁ見せ場は全部ウルフさんとGエグゼスに持っていかれたけどね。)

つくづく仕分けでいうところの「なぜガンダムじゃなきゃいけないのですか?勇者シリーズではダメなんですか?」である(笑)
それでもまだまだ序盤ということで、今回やっとUEの正体が見えてきそうな終わり方だったので今後はどんどん物語が盛り上がってくると期待しつつ。。。