毎年７月１５日は定蓮寺で青葉まつりが開催されていて、今年で５５回目だそうです。
ということで、今年で参加は３回目ですが行ってきました。

演題　：　「日々修行」
　講師　：　吉武隆善　先生（大分県弘法寺住職）

「修行」とは「行を修めること」。「苦行（辛い苦しい修行）」だけが修行ではなく、「正行（正しい行い）」と「助行（色々なことを助ける行い）」と三つあって、弘法大師の言うところの修行が「三密修行」。その「三密」とは「身密」・「口密」・「意密」の三つで、この三つのことを行うのが「三密修行」なのだそうです。

ちょっと長いお話を簡単にまとめると、
「身密（しんみつ）」＝身体の動作。　なでる　さする　そえる　笑顔　合掌
「口密（くみつ）」＝言葉。　ありがとう　どうぞ　真言
「意密（いみつ）」＝心のもちよう。不慳貪（けんどん）・欲しがらない　不瞋恚（しんに）・怒らない　不邪見（じゃけん）・偏見をもたない
心を込めて、ニッコリ笑顔で手を合わせ、ありがとうと言葉で伝えることが大事だよ。
こんな感じ。

体を動かしたり、絵本の読み聞かせなども織り交ぜながら、日々の修行ということについて、わかりやすくお話しくださりました。

やっぱり一年に一回くらいはこういうありがたいお話を聞いて、心を清め改める機会をもつのも良いですよね。
今年は少し空席が目立ち、何となくさみしい気がしました。そして集まった方々も僕が一番若いんじゃなかろうかという年齢層。平日のときは仕方がないけど、せっかくの休日開催だし、もう少し若い人たちも興味を持って足を運んでもらえるようになると、地域の絆も広がって、もっとあったかい世の中になるんじゃないかなぁと。ちょっと思いました。（三連休の初日だし仕方ないのかな（苦笑））

講演のあとは、「チンドン契川一座」の歌と演奏を楽しみました。

ちょうど気胸不安が再発中なので（汗）、暑かったけど良い気分転換になりました。

楽しい時間をありがとうございました(*^_^*)